行田社長が語る「歯科界の今」

技工士歴40年以上!友和デンタル・スタジオ代表が語る「歯科界の今」

友和デンタル・スタジオの代表、行田社長に歯科界の現在についてお聞きしました。歯医者さんでは教えてくれない「本当のこと」を語ります。

歯科診療には保険と自費がありますが、どう違うのでしょうか?

保険診療は国が治療費の一部を負担してくれるため、誰もが平等な治療が受けられるというシステムです。ただし、限られた材料と方法による「最低限の治療」しか認められていないため、保険では最適な治療ができるとは言えません。

それに対して自費診療は、治療費を患者さんが全額負担する診療です。材料や方法に制限がないため、噛み合わせや見た目のバランスを整えながら治療ができます。自費診療なら、もっとも歯を大切にし、もっとも再治療の少ない方法で治療が行えるんです。費用は高くなりますが、ベストな治療を選択できるということですね。

医院ごとに自費診療の費用が違うのはなぜですか?

保険診療の場合は国から決められた費用なのでどの医院でも同じですが、自費の場合は医院ごとに設定できるんです。でも、まったく同じことをしているのに他の医院よりも高いのでは、患者さんは来てくれないですよね。基本的に自費の治療費は、その医院がどんなクオリティのサービスを提供しようとしているかで変わります。

だから、どういうクオリティの治療を求めている患者さんを相手にするのか、また治療の流れや人件費などをもとに費用を設定するんです。だから本来は高い治療はそれだけの効果が得られると考えるべきなんですね。なのに、金額ありきで治療内容を決めてしまう歯科医院もいるのが現状です。やはり、私は内容に合わせて費用を設定するべきだと思います。

歯科医院は非常に数が多いと聞きますが、数が多いことによる問題はありますか?

歯科医院は現在、コンビニエンスストアよりも多いと言われています。歯科医院が増えると、1医院あたりの患者さんの数は減りますよね。だから歯科医院は収入を減らさないために患者単価を上げようとします。患者単価を上げるために何をするかというと、もちろん自費診療です。

だから、医院によっては保険治療ができる症例なのに自費診療を勧めることもあるようですね。他には、コストダウンを図るために治療の質を下げるという方法を採る医院もあります。手を抜いて回転数を上げようという考え方ですね。

ただし、歯科医院の中で競争が行われることで、サービス力が向上するというメリットもあります。最初に少し悲観的なことも言ってしまいましたが、私はこの「サービス力向上」というメリットのほうがデメリットより大きいのではないかと思っています。

充実した設備を売りにしている歯科医院を選んだほうがいいのでしょうか?

私が技工士をはじめた時と比べて、今は治療機器がすごい勢いで進化していますね。使用することで痛みが抑えられ、治療効果も高まり、治療期間が短縮できるような機器が数多く登場しています。こうした機器を使えば、患者さんは確実に質の高い治療が受けられると思います。

ただ、問題がないわけではありません。便利な半面で、機器に頼ってばかりで歯科医師の技術が低下してしまうリスクもあります。だから、歯科医院を選ぶなら、常に勉強することを怠らないところを選ぶのがいいでしょう。

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